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夫が稼いでくれるなら家事育児の協力はあるていどあきらめてもいいのでは

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日本は、妻の家事負担率高い&夫の年収のほうが高い世帯が世界一という記事

diamond.jp

 

よく、共働きなんだから夫ももっと家事育児に協力すべき、みたいな意見あるじゃないですか?

でもそれって日本だと結構難しいと思うんです。

基本、夫のほうが妻より激務+高収入じゃないですか?

これをたとえば、男も育休とか時短とれるようにするじゃないですか?そしたら当然会社での評価も年収も下がるじゃないですか?

家事育児を平等にするために夫婦ともマミートラック&パピートラックにのったら、どっちも昇進昇級が遅れるじゃないですか?

そうしたら今のような「より高い生活・教育レベルを求めるために共働き」してる人より、本当に海外みたいに「共稼ぎじゃないと本当に生活していけない」から共働きっていう世帯が増えると思うんです。

そして、夫婦ともマミトラパピトラにのってワークライフバランスはとれるけど世帯年収600万とかだと、どっちか一人が介護や病気で働けなくなると一気に貧困世帯に…。

 

 

もちろん例外もあります 

超勝ち組企業だと、女子一般職でも9時5時勤務で時短とっても30代で年収800万とかいう会社もあるし、男性でも残業ほとんどなしで年収1000万越えの家庭もあります。

 

あとは、夫婦ともに高収入なら割り切って家事育児は外注に出す。わたしの周囲でこのパターンですごくうまくいってるお家は、平日は外人シッターさんに子供のお迎え〜習い事〜帰宅して子供の晩御飯までやってもらう。平日一緒に過ごせない分、週末は必ず家族水入らずでのんびり過ごして、その間に家政婦さんに家の掃除をしてもらう、というお家。赤ちゃん時代から外人にシッターを頼むことでこどもはバイリンガルに。

 

そういうお家はパパも家事育児やるし、子ども大好き。スポーツ少年団とかにも積極的に参加、家族全員健康そうで顔色もいい…。ほんと同じような仕事してても業界、会社で雲泥の差ですよ…。でもそんな恵まれてる会社で働けるのは日本のほんの一部。

 

ちなみにうちの場合

夫:ブラック会社勤務+私:育児で専業 時代

退職金なし、昇給なし、ボーナスなし、年収低いが時間の自由が利く(自宅から仕事でもOK)仕事だったため、家事育児は相当手伝ってもらった。

夫は授乳以外のすべての家事育児ができる。私は0歳児の時は赤ちゃんのお風呂は、夫が出張でいなかったときの数日しかやったことがなかった。

夫:ブラック会社勤務&副業+私:パート 時代

子どもは0歳から保育園。朝の送りは夫。ピックアップは私。

初めのころは、家事育児も頑張ろうとして夫婦で倒れたことも。副業が本格的ではなかったのと、子供が9時くらいにはねていたので、自分の時間が割ととれていた。私は初めての薬剤師の仕事で最高にしんどかった。あと世帯年収が低くて私が鬱っぽくなった。

夫:転職&副業+私:パート 時代

夫の収入めちゃ上がるが最高に激務に。たぶん自分の時間は1日5分くらいしかなかったのでは?というくらいの激務。年収上がった分、夫のこずかいを増やして、ストレスと体調管理のために、外食しまくりマッサージいきまくり、服買いまくってもらった。ちなみに今までは夫のこずかいは0でした…苦しすぎて生活費しかなかったので…。

さすがに、家事育児はほぼ100%私。土日も夫は家で副業の仕事してるので、わたしは邪魔にならないように子供を外に連れ出していた。金でいくらか解決できるとはいえ、数か月かけて私の体力もガリガリ減っていった。

結局、体は1つなのに仕事2つやるっていうのは不可能に…これ以上やったら激務で体壊すかうつ病になるのでは…ということで会社員をやめて副業で起業。

夫:起業+私:パートから産休へ 現在

会社員ってすごいよね。何もしなくても漫然と毎日会社にいってたら毎月決まったお金が絶対もらえる。税金も会社が半分持ってくれるし厚生年金あるし。生涯賃金の予測も立てれるし。

保育園の送りは再び夫がやってくれるように。さらにPTAも入ったし、パパ友活動やサッカー少年団のコーチもやるように。英語できないコンプレックスのある息子に、夫が毎晩英語のフォニックスを教えてる。そのかわり年収は超不安定。

 

 

そういう激動の働き方の変化を経てきているので、いろいろ考えちゃいます。

ちなみに私はそろそろ正社員の道を探して世帯年収上げないとやばいので、1年後にはまた別の生活状態になっていることでしょう…。