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都心の子どもの教育と将来について考えるブログです。

昔の鳥インフルエンザ流行での思い出

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鳥インフルエンザが流行したとき、私は都心下町のドラッグストアで働いてた

10年位前だったかな?

鳥インフルがものすごく話題になって、マスクが飛ぶように売れたときがあったじゃないですか?

あのとき、わたしが働いていた店舗でも、みんなこぞってマスクを買っていく。

当然マスクはどのメーカーのものも売り切れ。次回入荷日未定。

たまに入荷すると、見つけた客が10個とか20個とか持てるだけ買っていくので10分くらいであっというまになくなる。

そのうち、開店前から店の前に行列ができるようになった

別にマスクが入荷してるわけじゃないんですよ!

誰かが並び始めて、それを見た通りがかりの人がどんどん並んでいく…そんな状態なので、並んでいる客自身、なぜ並んでるか誰も理解しないままどんどん行列だけが伸びていく…。

そして行列が伸びすぎ近所からクレームが入り警察から店に指導が入る…。でも別に店は何もしてないんですよ。客が勝手に並び始めただけ…。

開店後に行列の客が店内に押し寄せてくるんですが、当然マスクの在庫なんかない。

「こっちはわざわざ並んでたんだぞ!」って並んでた客に詰められてもね…知らんがな…。

そもそも開店前に商品在庫なんかとどかない…倉庫からの第1便は開店1時間後だし…。

とくに目的があってならんでいたわけではないので、他の人がマスクのこと店員に聞いてるのを見てマスクめあての行列だったときづく客も…。その後買うものもないのでみんな店内を適当に見て回って帰っていく…。

マスクが店頭に並んだ時

ある日午後便でマスクが結構な量届いたんですよ。

店頭に出したらその瞬間から、どわっと人が押し寄せてきて、最前列にいた老人がこけたんですよ。でもみんなそんなことお構いなしにマスクへ押し寄せる。

陳列途中だった店員が「人が死にますのでやめてください…!!」って叫んだんです。でも誰もいうこと聞かない。そんなことより自分のためのマスクが大事。 

 

自称作家のお客さんに

私がマスク陳列してたら、作家(小説家だったかな?)という中年の方に耳打ちされました。

「もうすぐインフルエンザで東京中で死人が出るわよ。私は作家だから知ってるんだけど、そうなったら国は代々木公園に死体を集めて埋める計画なのよ」と…。

代々木公園じゃなかったかもしれないけど、なんかそんなことをいきなり言われました。コミュ力の低い私は「そうなんですか」としか言えなかった…返答に困る…。

帰宅後夫にこの話をしたら、確かにその公園は何かとてつもない災害とかがあったときに臨時墓地になる計画のはず、と言っていたので正しい情報?だったのですが、話が飛躍しすぎやろ…。

 

民度

ものすごく頭のいい大学の学生も、このドラッグストアでバイトしてたんですが、これまで接点のなかったいわゆるB層との接客で(あまりの低レベルさに)ショックを受け、「日本はもうだめになる…」と真剣に悩んだと言ってました。

程度の低い私ですらもあの接客はすごいストレスだったからね…。


マスクの会社の株価が連日ストップ高だった。

当時は投資やってなかった(というかやるような余剰資金ゼロだった)のですが、ああいうときに余剰資金があると儲けられますね…。