Peypal口座にあるドルとユーロをどうしても円にしたくない
前回までのあらすじ↓
どうしても海外に口座を作りたい。
普通海外の銀行口座を持ちたければ、本人が直接現地の銀行に赴いて窓口で手続きをしないといけない。しかも開設後も定期的に現地に行かないと口座解除される場合もあり、かなりハードル高い。
唯一日本に居ながらにしてアメリカのMUFG Union Bank, N.A (ユニオンバンクオブカリフォルニア)に口座開設できる銀行口座、東京三菱UFJ銀行のカリフォルニアアカウント・プログラムに申し込む。
手順
- まずは東京三菱UFJ銀行に普通口座を開設
- カリフォルニアアカウント・プログラムに申し込む。(郵送のみ)
- 送られてきた書類に記入して返送
- 初めのお金は東京三菱UFJ銀行の口座から入金(しないといけない)。
つまり、口座作ってあげるから東京三菱UFJ銀行にお金預けなさいね、ということか…
口座の名義をどうするか
アメリカの銀行口座は共同名義口座というのがある。
私と夫の連名で口座を作れる。それだと夫婦どちらでもお金をおろせるのでとても便利。ただし東京三菱UFJ銀行のサイトから申し込めるのは単独名義用のみ。知らずに申し込んでしまった…二度手間…
共同名義口座を作りたい場合は、カスタマーサービスに電話して専用の書類を送ってもらわないといけない。
これ、「いっそのこと夫婦だけでなく自分の子供の名義も入れたらめちゃ便利なのでは?!」と閃くが、カリフォルニア・アカウントプログラムでは満20歳以上でないと無理だった。残念。
日本の銀行口座との違い
日本とは銀行口座の概念がかなりちがうのでびっくり。
2種類の口座がある
セービングス・アカウント(Regular Savings)一般的な貯蓄用口座
- 利息:あり 毎日複利ベースで計算され、3か月ごとに口座に入金される。
- 初回最低預入金額:0米ドル ただし口座開設日より60日以内に入金がない場合は口座解約
- 口座維持手数料:4米ドル/月(…って口座持ってるだけで月々500円以上かかるってこと?!高くない?!)ただし次の場合は無料
- 口座残高が300米ドル以上(無料にしたい場合はこれが一番現実的)
- 毎月最低1回以上25米ドル以上の入金がある
チェッキング・アカウント(Union Bank Essentials Checking)決済用口座
- 利息:なし!!!!えー
- 初回最低預入金額:100米ドル ただし口座開設日より60日以内に入金がない場合は口座解約
- 口座維持手数料:残高明細をオンラインで受け取る場合:8米ドル/月(…こちらも高い…)ただし、次の場合は無料
- 給与振り込みが500米ドル以上
- モバイルバンキングによる500米ドル以上の小切手入金
- 月平均残高が1500米ドル以上(無料にしたい場合はこれが一番現実的)
- 他の関連預金口座との合計月間残高が5000米ドル以上
「口座維持手数料」という概念にまず怯む。
口座持ってるだけで月々手数料引かれるって…いやいやいや、少額しか取引しない・預けない貧乏人はいりませんってことだよねこれ。
こうしてみると、チェッキング・アカウントは使わなさそうなのでいらないかも。毎月8ドルとか高いよ!!
セービングス・アカウントのほうの300米ドルはさすがに何とかなりそう…。
というわけで、まずセービングクス・アカウント開設目的で東京三菱UFJに口座開設を申し込んだのであった。(普通口座すら持ってなかったので…)
つづく