一人目妊娠中に妊婦切りにあいました
当時はドラッグストアでパートしてました
(前述の鳥インフルの時と同じ職場です↓)
www.tomobataraki.work
妊娠6週で出血。
実はその1年前にも妊娠6週で出血してたんですが、まだ周りに子持ちの友達がいなかったこともあり「自分は大丈夫」という根拠のない自信でそのまま仕事(立ち仕事接客)をづづけてました。そしたらその後、7週で入院→9週で完全流産。
ということがあり、今回の不正出血では担当医に「子どもは問題なく育ってるのに母親が無理して流産したらそれは母親の責任だ」ときつめに言われました。
それをそのまま職場に伝えたら、売り場チーフに「じゃあとりあえずいったん退職届だして」と言われました。加えて、「どうせ出産したらしばらく働けないでしょ?」「また流産されたらこっちも気分悪いから」とも。
ちなみに売り場チーフは50代独身実家暮らし男性。
当時は「妊婦切り」っていう言葉も概念もなかったし、ちょっとまえに同じフロアの「子どもが病弱で旦那もあまり健康でない女性社員」がいづらくなって退職したし、まあ人手足りないし仕方ないなって感じで腹も立ちませんでした。
ただ、辞める時に有休を使わせてくれなかったのはいまだに納得いかないが。
もともと、パートとはいえ、前回の流産で1か月、その前にも婦人科系のオペで1か月休んだことがありました。夫が外資系勤めだった影響もあり、私わりと休む時はがっつり休むのですが、そういうのがよくなかったようです。
ただ、私の場合はパートだったので退職金とかもないし、今回はさすがに立ち仕事しばらくやめようと思っていたのでちょうどいいや、とたいしたショックも受けずそのまま出産まで専業主婦してました。
実際、あの時辞めてなかったらまた流産してたかもしれないし。
そんなわけで、妊娠中は子なし専業主婦を満喫(しかもワンルームマンションだったので家事ほとんどしなくていい)、人生最初で最後のスーパーフリーな生活だった…。
そうしてのんびり暮らし、無事出産できました。
自分の健康は自分しか守ることができないなと思った話
クビになる前の年くらいの話です。
同じフロアの30代前半男性社員が、いつも体調が悪そうな感じになってきたのです。
「動悸がする…」とか「しんどい…」とかいつも言ってて、顔色がやけに白くなってきたのです。勤務歴が長いベテラン主婦薬剤師が「だから早く病院行きなさいよ」って答えるのがいつもの会話パターンになってました。
で、どうなったかというと…
健康診断で要細密検査→白血病→即入院
です。数か月後亡くなりました。
その方は病院嫌いで虫歯も痛いの我慢して毎日サリドン飲んでごまかすようなタイプだったので、もっと早くに病院行けばもうちょっとどうにかなっていたのかもしれません。
でも、売り場のチーフがほかの社員の健康状態に無関心なんですよね。
白血病(しかも末期)の症状が出てしんどそうにしてる部下(めちゃ顔白い)に気づかず「大丈夫??でもちゃんとシフト来れるでしょ?」と、今までとまったく同じ働き方をさせる…。
その亡くなった方と10年以上一緒に働いてた薬剤師は「部下の健康に気遣うのが上司の役目なのに!忙しい職場なんだからチーフが無理にでも休みを取るように指示をださないと休めないに決まってるでしょ!!」と怒ってた。
それ以外にも、大卒新卒ではいった男の子が、入社1年で血圧160、顔が土色に。
それでもやっぱりチーフは無関心というか気づかないんです。
これも先の薬剤師が見かねて、家にあまってるツムラ漢方薬をその子にあげたりしてたんですが、どう考えても仕事が原因で血圧上がってるので漢方薬ごときで下がるわけもなく…。薬剤師は「これが自分の息子だったらこんな会社辞めなさいっていう。自分の子供が日に日に不健康になっていってるのに親はなんで何も言わないの!!!」って怒ってました。
そんなこともあって、私が首になった時も、件の薬剤師からは「自分の健康を守れるのは自分だけだから」と言われました。納得しました。
小売りって昨今の不景気で人件費削減のために慢性的に手が足りなくて激務、休めないですが、その休めなさそうな雰囲気にのまれてしまうとどうなるかっていうのがよくわかりました。
無理して働いて体壊してもだれも責任とってくれないというのが身に染みました。
今の職場では、まずいと思ったら早めに休むようにしてます。