私の学習まんが読書歴
私の小学生時代は、学研のひみつシリーズ、歴史まんが、伝記まんがくらいしかありませんでした。
3歳のころからマンガ(あさりちゃん)を読み始め、その後も相当量のマンガをむさぼり読んでいたマンガ好きの私(小学生)は、学習漫画だけは凄くつまらなくて読むのが苦痛だったのを覚えています…。
学研のひみつシリーズ ↓ は結構面白く記憶に残るのですが、歴史と伝記まんがは本当に退屈でダメでした。
↑ 学研のひみつシリーズ、いまだに発売されているロングセラー。オススメ。
歴史・伝記の学習まんががつまらなくて退屈でどうしても読めなかった
ませていて生意気だった私(小学生)は、
なんでこんなにつまらないんだろう??
「まんがをエサに勉強させたい」という大人の思惑が見え見えで冷めてしまうからなのか…?
作画の漫画家の実力がないからそもそも作品として力が足りないのか…??
など考えておりました。
しかしあるとき、手塚治虫の「ルードウィヒ・B」(ベートーベンの伝記)を読んで「やっぱり!描く人が違えば、伝記でもこんなに面白くなるんだ…!!!」と大層衝撃を受けたことを今でも覚えています。
↑ 「ルードヴィヒ・B」は名作なので今の小中学生にもぜひ読んでいただきたいです。
今となっては、「なぜ、手塚治虫のルードヴィヒ・Bは(学習系伝記まんがと違い)面白いのか?」という理由については理解できます(手塚は意図的に映画脚本のようなストーリーテリングを行っており、正確さが必要な学習まんがとは、そもそも制作の動機が異なる)。
当時は私の無知と生意気さのため、理解出来なかったのです。
また、この経験から「学習まんがはつまらない」という偏見を持ってしまい、高校時代「あさきゆめみし」を「国語(古典)のための学習まんが」と自分の中で位置づけしてしまい読まず嫌いでした。
いまだに読んだことはありません。
損をしたと思います。
↑ 古典の問題で「源氏物語」が出たら余裕で解けるようになるという噂の、大学受験生必携の少女漫画。
いわゆる学習まんがの効果
興味を持つきっかけにはいいと思います。
最近は、ものすごく色々な学習まんがが発行されていて、昔よりも全体的なクオリティが上がっている気がします。
ただし学習漫画は(紙面の関係で)は表層しかさらわないので、1冊だけで深く理解することは難しいと思います。
うちの子はほとんど漫画を読みません
唯一学童に置いているコロコロコミックくらい。
3歳から「あさりちゃん」をむさぼり読んでいた私からすると、せめて漫画くらい読もうよ、と思ってしまうくらい、息子は本も漫画も読みません。
もっぱら外遊びと工作とTVゲーム(PS4とスイッチ)ばかり。
まんがは親が無理に読ませたりするものではないので、低学年のうちはまあいいか…と思っています。