夫は公文超高進度でしたが、その理由の一つに「鉛筆の持ち方(フォーム)が完璧」というのがあると思います。
鉛筆の持ち方がきれいだと…
- 姿勢がきれい
- 目が悪くならない
- 手に余分な力が入らない→ たくさん文字を書いても疲れない
- 手が疲れない→ 長時間勉強が可能
などメリットがあります。
対して、息子はくもん鉛筆を使用していた保育園時代はよかったのですが、六角鉛筆に変えた小学校入学以来、徐々に鉛筆の持ち方が崩れてきました。
ネットで調べると、一度変な持ち方が定着してしまうと、矯正するのは大人になっても難しいようです。(大人の意志力で正しい持ち方ができるようになっても、ふと気を抜くと今まで通りの間違った持ち方になってしまう。)
鉛筆の持ち方がおかしいとどうなるか
実は、私も正しい鉛筆の持ち方など誰からも教えてもらったことがなく、我流でここまで来てしまいました。
私のフォームは一見正しく持てているように見えるのですが、指に変な力を込めて書いているため、小学校低学年のころからペンだこがひどく、大人になって鉛筆やペンなどほとんど持たなくなった今でもペンだこは残っています。
相当変な力を入れて書いていたようで、クラスでトップレベルで筆圧が強く、勉強中は指と腕と肩が疲れて、人よりすぐに集中力が途切れます。
10代~20代の頃は、机に座って集中して勉強していると、2時間で首から後頭部がガンガン痛くなる…という症状に悩まされました。
この症状が一番きつく、勉強の効率が悪い原因になっています。
その後顎関節症にも悩まされ、症状が良くなったのは、鉛筆やペンを殆ど持たなくなった30代にかみ合わせ+歯列矯正をしてからです。
鉛筆の持ち方フォームの矯正
長男の持ち方がおかしいことに気が付いてから、くもん宿題中に夫にフォームの確認と指導をしてもらうようにしました。
私は長年フォームがおかしいまま来てしまったため、ネットで正しい鉛筆の持ち方の画像を見ても指の力の入れ方が理解できず、子供に教えられないため。
しかし、すでに1年近く変なフォームで来てしまったため、なかなかなおりません。
宿題をしていても、あっという間に自己流の変なフォームになります。
すると、
- 文字が濃くなり
- 消しゴムで消してもなかなか消えず
- 「もう疲れた‥‥」というようになります。
1日公文プリント100枚は(能力的にできるできないかは別として)腕の体力的に不可能です。
鉛筆の持ち方がきれいな人は意外に少ない
気になった私は、長男の小学校の時の授業参観でほかの子供がどのように鉛筆を持っているの観察しました。
正しく持ててている子は30人中5人でした(女3人、男2人)。
あとは全員変な持ち方でした。
また、普段から店員さんなど世の中の人がどのように鉛筆を持っているか確認しましたが、理想のフォームではない人は6割強、その内明らかに変な人は3割くらい、と結構多いです。
鉛筆の持ち方は、小学校ではきちんと教えられない(担任一人でクラス全員分きっちり持ち方指導するのは不可能)ので、できれば就学前、公文をやっている場合は運筆プリントの時点で親がきちんと見るべきです。
小学校に入ると、矯正はかなり難しいです。
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