先日1年生最後の保護者会に参加しました。
そこで担任の先生がおっしゃったことです。
(うちの子だけでなくクラス全員にあてはまることです)
小学1年生の国語力について
語彙力が少ない
漢字テストで「こかげ(木陰)」を「子かげ」「小かげ」とかく。
これは「木陰」という言葉を知らないから。
語彙力はドリルや読み聞かせよりも、普段の親子の会話で決まる。
散歩してる時に親が「ちょっと木陰で休もうか」というレベルの会話を日常的にしているかどうか。
漢字辞典、国語辞典、百科事典を買い与えてください
義務教育では3年生から辞書をつかうようになる。
でも今から買っておいたほうがいい。
子供が「○○ってなに?」「○○ってどう書くの?」と思ったときに、自分で辞書を引けるとどんどん吸収する。
辞書の引き方は親が教えてください。
子供が本を読むようになってほしかったらリビングに本をいっぱい放置するとよい
勉強のように「さあいまから本読むぞ」と机に向かって読むより、暇でふと床に置いてる本が目について手にとってゴロゴロしながら読む、というほうが自然。
子供の読書力を伸ばす方法
夫は小学生の時代からずば抜けた国語力(小学生の時点で公文国語の研究コース修了+現在文筆業)がありましたが、本人曰く「住宅の環境のせい」。
田舎の9LDKに2世帯で住んでいたのですが、
- 本棚しかない部屋があった
- 本棚には大人向けと子供向けの本が混ざっていた
- (両親共働きで忙しいので)暇なときは一人で本棚部屋で畳に寝転がって、ゴロゴロしながら本を読んでいた。
というのが、夫曰く自分の国語力が上がったポイントだそうです。
公文の国語で学年より遥かに進んだ教材をやっていても、ちゃんと身に付いて研究コースまで終わらせることができたのは、住宅環境も理由の一つとのことでした。
つまり、息子の担任の先生の言われたこととぴったり一致してたのです…。
掃除よりも大切なこと
夫の実家は広く(田舎なので9LDK)、両親共働きで忙しいので、掃除は行き届かず、ワタ埃がいつも床や畳の上にあったとのこと。
共働きで家の中が荒れるので、私はいつも「極力物を持たないミニマリスト的生活をしないと!」と思っていたのですが、夫は
「男児が小さい時は家の中は散らかってたほうがいい。たしかに自分は実家が汚かったせいでアレルギーになったけど、常に本が散乱してたおかげで読書好きになって職業にまでできた。アレルギーと本だったら、自分は本をとる。」
とのこと…。
私はこの言葉に折れまして、床面積より「本&家具」を優先することにしました。