くもんをいつまで続けたらいいのか
あるいはいつ辞めるべきか?
オススメはずばり最終教材が終わるまで。
ただし、めちゃくちゃ高進度じゃなくてもいい。
うちはこの方針でやっています。小2で国語B、算数Dなのでまだまだ遠いです。
子供が通っている教室は「確実に定着してから進める」方針の教室なので、3科目最終教材終わるまで、中学か高校まではかかるかなと思っています。
(くもん英語に至ってはまだ始めてなくて、ある程度国語力がついた小4か小5から始める予定です。)
中学受験する場合の辞め方
「中学受験する場合」はまた別の公文の使い方(算数F終了、(できる子はI終了)したら辞めて受験塾に変える)があるようです。
これについてはネット上に様々な情報があるので割愛します。
ちなみに、うちは中受しない方針なので高校+大学入試対策としてくもんを続ける予定です。
中学受験とか何かしらの仕方がない理由がない限りは辞めずに頑張ることをお勧めします
辞めないほうがいい理由(算数/数学)
高校数学で落ちこぼれないため。
私の経験になるのですが、私はくもんもソロバンもやってませんでした。
完全に文科省の公教育のみで中学高校を過ごしました。
中学は別に苦労しなかったのですが、一気に難易度が上がる高校数学で取り返しがつかないほど完全にこけました。本当に全然分からない…勉強の方法も分からない…自分がバカだと思い知らされてツライ…。
結局大学は一般推薦(英語+化学)で薬学部に潜り込むことができましたが、一般入試(英数理)で受験してたら母校は落ちてたかもしれません。
これほど落ちこぼれた原因は、数学センスの有無以前に計算間違えが多かったことと、演習量が足りなかったせいです。
わが子は小2の時点で、ハッとするような数学的才能はおそらく無いと感じます。(私の子だし)
おそらく私のこどもは、私に似て大学入試のレベルの数学を高校の3年間でマスターできないと思われます。
今からできる対策として小学生のうちから高等数学に向けて公文算数で助走をつける(中受のつるかめ算はどうでもいい)、そういう気持ちで取り組んでいます。
逆に、私の周囲で天性の数学的才能のある人(偏差値70前後の大学の数学科とかに行っちゃう人)でくもん算数経験者は「くもん数学は、数学の本質を全然とらえてないからやる意味ない!」と主張する人が多いです。私もそう思います。
公文算数は、幼稚園とか小学校でさっさと研究コースまで終わらせてくもんを卒業するきらめく数学脳の持ち主か、私のように四則計算すら正確にできない数学センスのかけらもない人のための習い事だと思います。
辞めないほうがいい理由(国語)
「この人はつまり何を言っているか」を正確に理解できる国語力(要約力)をつけて、将来仕事で困らないようにするため。
こどものくもん国語のプリントを見ると、公教育の国語とはまったくアプローチがちがうな、と感じます。
とにかく日本語の文法を徹底してトレーニングし、言い換え、要約の問題をたくさん解かせます。
逆に漢字は非常にさらっと流すので、「くもん国語やってもちっとも漢字を覚えない」という意見が多いです。正直漢字と中受レベルの長文読解はくもんとは別に勉強しないと厳しいと思います。
漢字と長文読解は確かに入試には必要です…が、将来社会に出たときに本当に役に立つのは「この人はつまり何を言っているのか」を正確に理解する国語力です。
国語力があれば仕事が円滑に進むし、英語などの外国語を学ぶときも(母語の国語力がベースになるので)習得レベルが高くなります。
これは私の仕事の経験で断言できますが、今の時代は社会に出たら漢字なんて大して書けなくてもいいんです。スマホとPCがあるから。聞いたことない熟語や用語と出会っても何食わぬ顔でGoogle先生にコソっと聞けば事足りるんです。
1日5枚を5歳から17歳くらいまで毎日やれる教材はくもん国語だけだと思います。
くもんを辞めたほうがいい場合
- 単純にくもんがこどもに向いてない場合。(くもんは向き不向きがあります)
- くもんのせいで親子関係(または夫婦関係)が険悪になっている場合。
くもんにかける時間とお金を、もっとその子のためになって家庭内の関係もよくなるようなことに回したほうがいいです。
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