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低学年の公文算数でぶつかる繰り上がり・繰り下がりを「書くor書かない」問題を解決した話(前編)

恒例の公文シリーズです。

繰り上がり+繰り下がりを書かない公文算数と、書かせる公立小の算数

公文は基本的に繰り上がり、繰り下がりは書かない方針ですよね。

要領のいい子は、公文と学校でひっ算の記述をかき分けられるので特に問題ないと思います。

今回は、そうじゃない子の話です。

小2息子は公文では算数D(割り算のひっ算)をやっています。

最近小学校の算数が足し算・引き算のひっ算に入りました。

当然、小学校では繰り上がり繰り下がりを書かないといけません。

息子は公文の影響でかかずに暗算していました。

すると学校では「自分で解かずに答を写している(カンニング)」と判断され怒られたとのこと。

ならしょうがないね、と繰り上がり繰り下がりを書くようにしました。

ところが…

くもん、学校ともに間違いが増え、時間もかかるようになってしまいました。

どうやら混乱しているようです。今までできていた暗算もできなくなってしまいました。

なぜ混乱するのか?

それは公文と学校算数でもとになる考え方が違うから。

公文算数の考え方

数列の概念で考えます。

+1は「次の数」

+2は「次の次の数」と考えます。

そのため繰り上がり、繰り下がりの概念はありません。

 学校算数の考え方

10進法で考えます。

10で一塊になり、隣の位が1増える、と考えます。

そのため、足し算では9を超えると1繰り上がり、引き算では0より減ると1繰り下がる、と考えます。

小学生で公文=数列、学校=10進法と異なる概念で計算してると気づく子供はまずいない…

だから混乱するのです…。保護者すらよくわかっていないことも…。

悩んだ末、学校の連絡帳に書いた…

次回に続きます。

 

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